これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
WebゲートウェイのSystem Status(システムステータス)ページでは、現在のすべてのアクティブな接続のステータスを確認することができます。
最初のステータステーブル (システムステータス) は、IRIS への接続に関する情報を表示します。
2番目のステータステーブル (InterSystems IRIS サーバ) は、InterSystems IRIS サーバに関する情報を表示します。
3 番目のステータステーブルは、アプリケーションパスの情報を表示します。
4 番目のテーブルは、Web ゲートウェイの応答キャッシュに保持されるフォームを表示します。
いくつかのサンプル接続ステータスを例にご説明します。
【ケース1】
最小接続数 5の設定で、現在3接続が処理中の場合。
使用中のプロセスは InUse のステータス、待ち受けで空いているプロセスは Free で表示されます。
※Server のステータスは、Webゲートウェイレジストリメソッドで使用のプロセスです。
CSP.iniで以下の設定をしている場合は、このプロセスは作成されません。
[SYSTEM]
REGISTRY_METHODS=Disabled
【ケース2】
最大接続数5の設定で、合計11の同時接続があった場合。
現在処理中のプロセスは InUse のステータスの4プロセス(Serverの1プロセスはWebゲートウェイレジストリメソッドで使用)。残り7プロセスは「キューイングされたリクエスト」となり、キューイングされたリクエストのタイムアウトで設定された秒数間、プロセスの処理が終わって空きがでるのを待ちます。タイムアウト秒たっても、前の処理が終わらずに空きができない場合は、「サーバビジー」のエラーページがクライアントに返されるか、設定していない場合はエラー(※)を返します。
※「サーバへのすべての接続が使用中です: 後でもう一度実行してください」(バージョンによって多少文言が変わることがあります)
※ [Total] 行の [クリア] 列 (右端列) にある「・」ボタンをクリックすると、全ての接続を閉じることができます。
【ケース3】
「キャッシュされたフォーム」があるケース
こちらには、画像や css、js などの「静的ファイル」がリクエストされた場合のキャッシュが保持されます。
キャッシュによる問題が生じた場合、ブラウザのキャッシュ削除とともに、こちらのWebゲートウェイのキャッシュ削除で解消されるかを試すことも有用です。
[Total] 行 (下の行) の [クリア] 列 (右端列) にある「・」ボタンをクリックすると、全てのキャッシュをクリアすることができます。
詳細は以下のドキュメントをご覧ください。
Web ゲートウェイの管理と監視